問題は記憶力

ねこのばば (新潮文庫)ねこのばば (新潮文庫)
(2006/11)
畠中 恵

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楽しく読ませてもらってるけど、図書館組のシリーズ物は
時々どこまで読んだかわからなくなるのが難点です``r(・_・;)
近日映画版が公開される某シリーズとか。

このシリーズも裏表紙のあらすじを凝視して
・・・多分、読んでない、と思ったんですが合ってたようです(笑)

タイトルがどういう意味だろう?と気になってたんですが
あー、そういうことでしたかっ!
仕掛けにニヤリとさせていただきました♪

相変わらずの面々ですが、若だんなも少しずつ大人になってますね。
これで病弱が治ったりしたら、、、周りが喜びつつも
どこか複雑な気持ちになることが想像できるのがオカシイ(@∇@)

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灰色でいこう

バン・マリーへの手紙バン・マリーへの手紙
(2007/05)
堀江 敏幸

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窒息しそうなほど笑ったり、人前に出られない顔になるほど
感情を揺さぶられる話は好きだし、そんな話との出会いは幸せな時間です。

それとは全然違ったところで、心地よいと感じる文章があります。
子どもの頃、少し背伸びした本を読んだときと似たような感覚で
自分の知らない世界を垣間見るような気持ちで頁をめくる。
理解が追いつかない部分もあるけれど、それはそれでよしとして。

冒頭の『湯煎』を巡る話からふんわりとした語り口に取り込まれて
時にニヤニヤしながら、時にクエスチョンマークを浮かべながら
読み進めていました。

どうやらこの著者も、ムラカミさんと同じくファンだとは言えないけど
たまに読みたくなってしまうようです。
なんでだろうと、考えてみて断言しないスタンスが肌に合うらしい
という結論に辿り着きました。
世の中分かりやすい分類で溢れているので、常に曖昧な自分としては
白黒つけない語りにほっとするものを感じているんでしょう。
・・・またヘンな角度で読んでますね<(; ^ ー^)

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by HAL0715  at 23:43 |  本:著者別は行 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

果て無き舞台の上で

黒猫が海賊船に乗るまでの話黒猫が海賊船に乗るまでの話
(2006/02)
古市 卓也

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図書館でタイトルにつられて手にとってしまい
「どんだけ海賊好きなのさっ!」
と突っ込みつつも借りてみたら・・・何この話っ!?
もー、芝居好きのツボをグイグイ刺激していただきました(^o^)丿

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by HAL0715  at 22:22 |  本:著者別は行 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

備えあっても憂いあり

平成関東大震災--いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった--平成関東大震災--いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった--
(2007/08/24)
福井 晴敏

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最初に書店で見かけた時は「福井さん、一体どんな仕事してるんだっ!?」
と思ったものですが、ハウツー小説本というのもなかなか興味深く
読ませていただきました。

でも、結局は運次第だよね〜、なんて思うのは反則でしょうね<(; ^ ー^)

・災害セットの準備もするにこしたことはないんでしょうが
家に置きっぱなしだと意味ないんじゃ?
  →ということは常に持ち歩く。

・地震に強い家作りも、あくまで現在のデータからはじき出されたものだし
予想外の力が加われば壊れないはずの物が壊れる可能性も。
  →安全なのは周りに建物がない所に家を立て、目線より高い家具を置かない。
   高層マンションに住むなんてもってのほか。

なーーんて、不安と正面から向き合いすぎるとキリないし。
むしろ具体的な対策よりも、いつか死ぬ覚悟一つを持ってれば
なんとかなるんじゃないかな、なんて問題の本質履き違えてますか?
あとは流言蜚語に惑わされない、過去に起きた事を忘れない、かな。

いざという時が来てみないと、人間がどう動くかなんてわかりませんから。
スポーツと違って、“練習試合”もできないことですしね。
そういう私自身、パニックに陥って慌てふためくしかない可能性大ですし。。。

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by HAL0715  at 21:43 |  本:著者別は行 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

一目惚れ>大正解!

滝山コミューン一九七四滝山コミューン一九七四
(2007/05/19)
原 武史

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ちゃんと表紙横向きにしてくれてますね♪
密林書店でこの表紙を見かけて気になって気になって。
でも図書館なんですけどね(^^ゞ
実家暮らしだったらジャケ買いしてましたね、確実に。

このところジャケ読みがハズレ続きだったし、ジャンルも普段
読まないものだったので、内容はそれほど。。。だったんですけど
読み始めてみたら面白いのなんのって!!

私自身はこの世に存在しない時代の話ですが、読みながら
久々に小学校時代の思い出を記憶の箱から取り出しました。
うーん、小学校はそんなに嫌いじゃなかったなあ。
その後、学校というものに強い拒否反応を示すようになり
今では2度と足を踏み入れたくない場所となりましたが。

学校から世間から隔離された世界だと見なされがちですが
確実に外の世界の影響を受けているのが分かりました。
そして学校の中も数年の差で大きく違うのはもちろん
同学年でもクラスによって(=担任によって)かなり違いますね。
さらに、そのクラスが合う合わないは児童によって違うし
大半の生徒にとって“いい先生”でも、どうしても受け入れられない子も
いるかもしれないし、反対も有り得ます。

こうやって細かく考えていくと、本当に“平等”なんて実現不可能ですね。
そもそも生まれ育ちからしてそれぞれ全く違うんですから。
そして学校に行くのは権利ともいえるけど、中学までは義務でもある。
だから大半の人たちは小・中(・高)と9年から12年以上の月日を
あの独特な世界で過ごしてきてるはず。
私にとっては地の底を這うような時間でしたが、誰かにとっては
至福の時だったかもしれない。
いずれにせよ過去は変えられないし、出来上がってしまった人格も
返品はきかない。

著者がこの本を書いた理由は完全に理解できた、とは言えませんが
不惑を超え、まだまだ続く人生のために書く必要があったんだろうなと
勝手に推察しています。

本筋からは外れますが、ちらちら出ていた“西武”と他の私鉄との比較も面白くて
そちらの方も関連書を読んでみようかなと。
一人の人間の考えが、その地域の文化形成に影響しているというのも
興味深い話でした。

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Author:HAL0715
とある街の片隅で生息中。フィクションがなければ生きていけない人種。ただしTVは守備範囲外。

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